よくある声

「うちみたいな小さな会社に、デザインって本当に必要?」
「名刺やパンフレットをきれいにして、商売に何かいいことがあるの?」

と思ったことはありませんか?

デザインというと「おしゃれにする」「見た目を良くする」というイメージがあるかもしれません。
でも私は、小さな会社こそ、デザインをもっと活かす余地があると考えています。

ポイントは、ただきれいに作ることではありません。
今使っている名刺やチラシ、会社案内などを、まずはこの2つの視点で見てみてください。

今回は、小さな会社がデザインを商売に活かすための、この2つの視点についてお話しします。

小さな会社は、大企業のように、すでに多くの人に知られているわけではありません。
まずは、会社のことを知ってもらう必要があります。

でも、広告にかけられる予算も、営業や広報に割ける人員も限られています。
だからこそ、今あるものを上手に活かすことが大切です。

普段何気なく使っているものも、お客様が会社を知るきっかけのひとつです。
こうした一つひとつの接点を、会社を知ってもらい、興味を持ってもらい、覚えてもらう機会にする。

そのために、デザインを使います。

チラシを見る相手に、伝えたいことが伝わっているかを考えるイメージ

チラシや会社案内には、さまざまな情報が載っています。

でも、情報をたくさん載せれば、伝わるとは限りません。

「言いたいこと」と「相手が知りたいこと」は同じ?

会社が「これは伝えたい」と思っていることと、相手が知りたいことは、必ずしも同じではありません。
会社にとっては大切なことでも、相手はそれほど知りたいと思っていないかもしれません。

反対に、自分たちでは当たり前だと思っていることが、相手にとっては「それならお願いしたい」と思う理由になることもあります。

[ ポイント ]

チラシや会社案内を見るときは、このような視点で見てみましょう。
「自分に関係がありそう」「こんなことを頼めるんだ」と興味を持ってもらうきっかけになります。

「相手が知りたいこと」の考え方については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
→ 【第2回】チラシや会社案内、何を載せればいい?

名刺や会社案内などの見た目を揃え、会社らしい印象をつくるイメージ

もうひとつの視点は「見た目の印象が揃っているか」です。
今使っている名刺・チラシ・会社案内などを、並べて見てください。

[ チェックリスト ]

一つひとつはきれいでも、見た目がバラバラでは、会社としての印象が残りにくくなります。

揃えることで「この会社らしさ」が積み重なる

名刺や会社案内、封筒などに共通した雰囲気があると、
「あ、この会社だ」と気づいてもらいやすくなります。

何度も目にするうちに「この色、この雰囲気といえばこの会社」というイメージも、少しずつ積み重なっていきます。

会社のことを覚えてもらえれば、何か必要になったときに、思い出してもらえる可能性も高まります。

ここまで見てきたように、デザインはただきれいに作ればいいわけではありません。
大切なのは、この2つです。

小さな会社だからこそ、今あるものを上手に活かして、会社を知ってもらい、興味を持ってもらい、覚えてもらう。

これが、私が考える小さな会社のための「デザインの使い方」です。